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探偵とは、どんな職業?探偵の仕事で必要なスキルを解説
探偵とは、どんな職業?探偵の仕事で必要なスキルを解説

探偵という職業があることを知っている人は多くても、実際に探偵の知り合いがいるとか、探偵に仕事を依頼したことがある人は少数でしょう。

今回は、謎につつまれた探偵という職業の実態について解説していきます。
探偵のリアルな技術や、探偵に向いている人のタイプについても解説していきますので、探偵について知りたい人だけではなく、探偵になることを検討している方もぜひ本記事を確認してみてください。

探偵ってズバリどんな職業?
探偵とはそもそもどんな職業?

まずは、探偵とはどんな職業か簡潔に解説していきます。

探偵は法律で定められた「探偵業務」を行う職業

探偵とは、探偵業法で定められた探偵業務を行う職業です。「探偵業務」とは、依頼を受けて特定の人物の行動を調べたり情報を収集するなどし、その結果を依頼者に報告する業務のことです。
探偵と聞くとアウトローなイメージがあり、闇で商売をしているような感覚を持つ方もいらっしゃるかと思いますが、れっきとした国から認められた職業です。後述しますが、きちんと届出を出す必要がある仕事なのです。

興信所や調査業者なども同じ探偵業

探偵と興信所では、何が違うの? という疑問を感じている方は多いでしょう。探偵と興信所では、その成り立ちに違いがあります。
探偵は基本的に個人からの相談に応じるもので、興信所は基本的に企業に向けた人事調査や市場調査など、信用に関わる調査を中心に行うものでした。
また、探偵は調査対象者に身分を明かす必要がありませんが、興信所にはその必要がありました。
しかし、現在、探偵と興信所のはっきりとした違いはなくなりました。探偵、興信所、調査業者、名前は違いますが全て同じ探偵業に分類されます。

資格は不問・開業は公安委員会に届出を行う

日本の探偵はアメリカのように資格は不問です。そのため、開業しようと思い立ったら公安委員会に届け出を出すだけで誰でも開業できてしまいます。そのため、とくに探偵だけに認められた特権などはありません。
アメリカの探偵の場合、刑事事件にも関わることができたりするのですが、日本の探偵はそのような特権は皆無です。そのため、アメリカと日本の探偵は同じ探偵といっても、別物だと考えておくのが良いでしょう。

参考:探偵業の業務の適正化に関する法律 _ e-Gov法令検索


危険な業務を行う探偵も存在する

探偵の中には、別れさせ屋や復縁工作など、公序良俗に違反しかねない法律違反スレスレの業務を行なっているところもあります。
人の気持ちを弄ぶような行為をしていることが、ばれてしまったら依頼者も罪に問われかねません。
大半は、法律の範囲内で、浮気調査や身の上調査などを行う良心的な探偵です。


探偵の仕事内容とリアルな探偵のスキルとは?


探偵に求められるスキルを理解するためには仕事内容を知ることが重要です。
そこでまずは、探偵がどのような仕事を行っているのかを見ていきましょう。

探偵の仕事内容とは?

探偵の仕事は依頼者からの要望に応じて人物や状況を調査し、その結果を報告することです。
調査の対象は、不倫・浮気の確認、素行の把握、所在の確認、盗聴や盗撮機器の調査など多岐にわたります。
どの調査でも客観的な事実を記録として残すことが重要な目的となります。

調査で用いられる主な手法には、尾行、張り込み、聞き込み、映像や音声による記録などがあります。
尾行は対象者の行動を追跡し、誰とどこで会い、どのような場所に出入りしているかを把握するために行います。
徒歩だけでなく車や電車を使って移動する場合もあり、その動きに合わせて継続的に追跡する必要があります。

このよう、探偵の調査は柔軟な対応力と多様な手法を駆使して行われますが、調査の成否を左右するのは、探偵自身のスキルや経験です。



では、次に探偵に求められる具体的なスキルについて見ていきましょう。


バレない尾行と張り込み能力

不倫調査や、人探し調査、結婚前調査において、尾行や張り込み能力は必須です。
ただし尾行や張り込みは、ある程度の訓練が必要なスキルです。

近づき過ぎたらバレてしまいますし、離れ過ぎたら見失ってしまいます。その場に溶け込む服装をすることも大切です。こういった探偵にとって必須の能力は実地訓練を通して、ある程度身につけていくことが可能です。

写真撮影の腕

不倫調査や人探し調査など、あらゆる調査で写真撮影は必須です。
不倫調査の場合、夜間の撮影になることもあるので、夜間でもくっきりと対象者の顔を撮影できる技術は欠かせません。

探偵事務所には、夜間でも撮影可能な暗視カメラを常備しているところが多いようです。探偵になりたいならば、暗視カメラなど高機能カメラの撮影技術を身につけておくとよいでしょう。


臨機応変さ

調査対象者の行動は不規則です。絶対、100%、決まった道を歩く、ということはありません。突発的なトラブルなどもあるでしょう。
その都度、探偵には臨機応変に対応できる判断力と行動力が必要です。状況に適した行動を取るための対応力は、探偵としての経験を積むことで身につけることができます。


探偵にはどんなタイプの人がなるもの?

最後に、探偵に向いている人のタイプ(探偵向きの人物像)を解説していきます。

体力に自信がある人

探偵は9時5時の仕事ではありません。早朝から張り込みをしなければならないときもありますし、何日も車のなかで見張りをしなければならないこともあります。
体力勝負の仕事ですから、体が弱い人には探偵は向いていません。ですが、じゃあ男性の方がいいのか、というとそういうわけでもありません。ときと場所によっては女性の方が自然に場所や雰囲気に溶け込める場合もあります。

コツコツ努力できる人

探偵は一見華やかな仕事に思えますが、していることはコツコツとした張り込みや尾行、聞き込みなどです。
証拠を地道にゲットするためにはコツコツ努力することが大事なのです。そういった意味では、地道に仕事をこなせる人が向いていると言えるでしょう。

人の話を親身に聞ける人

探偵は究極の接客業です。依頼主に心を開いてもらい、打ち解けて相談してもらう必要があります。
そのため、相手の話を親身に聞ける人が向いていると言えます。不信感を持たれないように、身だしなみや態度、話し方などを工夫する必要があるでしょう。

口が固い人

探偵の仕事に守秘義務は不可欠です。探偵業法でも、守秘義務について言及されています。
ですので、探偵になったら、家族にさえ、仕事の内容を話してはいけません。おしゃべりな人よりは、口が固く、約束を守れる人が向いているでしょう。


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